AI活用 — 2026.06.17

北海道の中小企業がまず取り組むべきAI活用|困りごとの棚卸しから

雪景色の北海道の町並みを背景に、机の上で自社の困りごとを書き出したノートに一筋の光が差し込むイメージ
流行りのAIを追う前に、まず自社の足元を照らす。北海道の現実に合った一歩から。

「北海道の会社でも、AIを活用したほうがいいのは分かる。でも、何から?」

都市部の華やかな事例を見ても、自社とは規模も事情も違う——そう感じている方は多いはずです。

結論はシンプルです。北海道の中小企業がまず取り組むべきは、流行りのAIを探すことではなく、自社の困りごとの棚卸しです。

この記事では、その理由と進め方を地域の事情に沿って整理します。

都市部の事例をそのまま真似しない

ニュースになるAI事例の多くは、大企業や都市部の話です。

人員も予算も前提が違うため、そのまま真似ると高い確率でつまずきます。

大事なのは、「どの会社でも共通する困りごと」から入ること

華やかさより、地に足のついた一歩を選ぶ——これはAI導入は道具選びから始めないで書いた考え方と同じです。

北海道だからこそ、AIが効く理由

むしろ北海道の中小企業ほど、AI活用の恩恵は大きいと言えます。

  • 深刻な人手不足:採用が難しく、今いる人の時間を増やす必要がある
  • 広い地域・移動コスト:拠点が離れており、オンラインで完結できる作業の価値が高い
  • IT人材が採りにくい:社内に専任を置けないぶん、使いやすいAIの助けが効く

人手不足を時間で補う発想は、AIと自動化が「ひとり分」を生むで詳しく書いています。

まず「困りごとの棚卸し」から

AI活用の第一歩は、ツール探しではなく、自社の困りごとを書き出すことです。

次の3つの視点で見ていくと漏れが減ります。

① 時間を取られている作業

毎日・毎週くり返している集計・転記・文章づくりなど。

② ミスが起きやすい作業

手入力や確認漏れが多いところ。後始末の時間まで含めて見ます。

③ 人に依存している作業

「あの人が休むと止まる」業務。属人化の解消にもつながる視点です。

棚卸しの後は、一点に絞って小さく試す

書き出した困りごとの中から、「手間が大きく、毎回同じで、ミスも多い」ものを一つ選びます。

そこにAIや自動化を小さく試し、時間がどれだけ減ったかを確かめる。

うまくいったら、次に広げる。

この進め方は毎週やっている作業から始める自動化DXの進め方5ステップと共通しています。

明日から試せる、身近なAI活用

大がかりな導入をしなくても身近なところから始められます。

文章の下書き、長い資料の要約、案内文づくりなどは、いますぐ試せる領域です。

具体的な使い方はChatGPTの活用例をどうぞ。

北海道の現実に合わせて、一緒に

Ridge Forge は札幌を拠点に、北海道の中小企業のAI活用・業務改善に伴走しています。

都市部の教科書どおりではなく、道内の事情と、社内にIT担当がいない現実に合わせた進め方を一緒に設計します。

まずは「うちの困りごと」の棚卸しから。ご相談はこちらから。初回のご相談は無料です。